僕らの留学生日記inイスラエル

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【日記】キブツの暮らし/実際に生活した僕の話

今日はキブツでの暮らしについて書いていきます。

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僕はそれぞれ5ヶ月間、合計2つのキブツに住み込みウルパンという語学学校で勉強、そして様々な場所で労働を体験しました。

 

今回はその経験をもとに、キブツでの実際の暮らしについて書いていきます。

キブツについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください🔻

【社会構造】キブツって何?/イスラエルにあるキブツとは - 僕らの留学生日記

ウルパンについてはこちら🔻

【イスラエル留学】語学学校/ウルパンってどんなとこ - 僕らの留学生日記

1.一つ目のキブツでの1日

 

キブツでの生活はどういうものかというと

1つ目のキブツでは毎日午前中に労働、午後に授業を受けます。

朝ごはんは食べずに朝6時ごろに起きてそのまま牛舎に働きに行っていました🐮

牛舎では子牛の餌やりや搾乳などをやりました。日本では経営学を勉強していた自分にとってはどれも初めての体験で、大変でしたがとても新鮮でいい経験になりました

 

そしてそのあとはシャワーに入ってハダルオヘルというキブツの食堂でお昼ご飯を食べます。そこでは毎回40シケル(1200円)程の食費がかかっていました。。

イスラエルの物価は高いので食費も気をつけないとバカにならないです😂

 

食後は授業を午後4時まで4時間受けます。授業はテキストをただやるというよりは先生と話したりゲームをしたり、実戦形式のとても楽しい授業です。

 

そのあとは自由時間です。とても時間があるので現地の人と喋ったりとにかく外に出ていました👼🏻

 

1つ目のキブツはすでにキブツとしては機能していない村でしたが地域のつながりはとても強くお祭りの日にはキブツ中の人が集まって式典をしてました。

人の繋がりの強さは現在の日本で失われつつあるものだと思うのでどうやったらこの繋がりが保てるのかとても勉強になりました

 

2.二つ目のキブツでの1日

 

2つ目のキブツは1つ目と打って変わってとても豊かで若者の多いキブツでした。

 

その理由はキブツにあるプラスチック工場は海外にも輸出しているようなとても大きな会社でその会社はキブツ経営なので収益の幾らかがキブツに還元されています。

 

僕がこのキブツで働いたのは

キブツ中の緑を管理する野良仕事とワイナリーの仕事です。

 

またこのキブツの驚くべきところはキブツの住人は食事が3食タダなところ。しかもホテルのバイキングを思わせるような食べ放題でした😂

 

 

3.生活して感じたこと

 

実際にキブツで生活して感じたことは2つのキブツの差です。同じキブツという名前でも現在はかなり差があるなと感じました。

 

1つ目はすでにキブツの形態を保ていない村で、住民の高齢化などの問題がありましたが2目はとても裕福で住民みんなが食事タダ。車もカーシェアリングなど現代でも成功しているキブツがあることに驚きました😂

 

しかしどちらのも共通している事は地域の人の繋がりが強いということです。

 

今の日本では失われつつあることではないでしょうか。

キブツの生活を見つめることで日本の町のあり方も見直すことができました。

 

世界に出るとより自国のことが分かるとはよく言ったもので本当にその通りだと思いました。

 

皆さんも自分の価値観や世界観を広げらために海外に行くことをお勧めします。

 

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