ユダヤ新年/ローシュハシャナーのお祝い/イスラエル留学生日記
2019年のローシュハシャナーは9/30〜10/1でした
ローシュとは頭、シャナーは年を意味するので年の頭、新年っていう意味です。
また、ユダヤ教は太陰暦なので日没から1日が始まるという考えで私たちの感覚とはずれているところが面白いです😀
ユダヤ教は家族をとても重視するためこの日は家族で過ごします。その為シャバット同様に殆どの機関が停止するのでこの時期に旅行に来る方は注意が必要ですね。
さて新年のお祝いですが、
日本ではおせち料理を食べたり、初詣に行ったり様々な特徴がありますよね。イスラエルにも新年のお祝いの仕方には特徴があります。
ユダヤ新年にはさまざまないわれや由来のある食べ物を食べていきます。
「甘い(良い)年になりますように」という願いを込めてりんごを蜂蜜につけて食べたり、「実りの多い年」を願って粒の多いざくろを食べたりします。
この辺の願掛け?は日本のおせち料理にとても似ていて面白いですね
【日記】キブツの暮らし/実際に生活した僕の話
今日はキブツでの暮らしについて書いていきます。
僕はそれぞれ5ヶ月間、合計2つのキブツに住み込みウルパンという語学学校で勉強、そして様々な場所で労働を体験しました。
今回はその経験をもとに、キブツでの実際の暮らしについて書いていきます。
キブツについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください🔻
【社会構造】キブツって何?/イスラエルにあるキブツとは - 僕らの留学生日記
ウルパンについてはこちら🔻
【イスラエル留学】語学学校/ウルパンってどんなとこ - 僕らの留学生日記
1.一つ目のキブツでの1日
キブツでの生活はどういうものかというと
1つ目のキブツでは毎日午前中に労働、午後に授業を受けます。
朝ごはんは食べずに朝6時ごろに起きてそのまま牛舎に働きに行っていました🐮
牛舎では子牛の餌やりや搾乳などをやりました。日本では経営学を勉強していた自分にとってはどれも初めての体験で、大変でしたがとても新鮮でいい経験になりました
そしてそのあとはシャワーに入ってハダルオヘルというキブツの食堂でお昼ご飯を食べます。そこでは毎回40シケル(1200円)程の食費がかかっていました。。
イスラエルの物価は高いので食費も気をつけないとバカにならないです😂
食後は授業を午後4時まで4時間受けます。授業はテキストをただやるというよりは先生と話したりゲームをしたり、実戦形式のとても楽しい授業です。
そのあとは自由時間です。とても時間があるので現地の人と喋ったりとにかく外に出ていました👼🏻
1つ目のキブツはすでにキブツとしては機能していない村でしたが地域のつながりはとても強くお祭りの日にはキブツ中の人が集まって式典をしてました。
人の繋がりの強さは現在の日本で失われつつあるものだと思うのでどうやったらこの繋がりが保てるのかとても勉強になりました
2.二つ目のキブツでの1日
2つ目のキブツは1つ目と打って変わってとても豊かで若者の多いキブツでした。
その理由はキブツにあるプラスチック工場は海外にも輸出しているようなとても大きな会社でその会社はキブツ経営なので収益の幾らかがキブツに還元されています。
僕がこのキブツで働いたのは
キブツ中の緑を管理する野良仕事とワイナリーの仕事です。
またこのキブツの驚くべきところはキブツの住人は食事が3食タダなところ。しかもホテルのバイキングを思わせるような食べ放題でした😂
3.生活して感じたこと
実際にキブツで生活して感じたことは2つのキブツの差です。同じキブツという名前でも現在はかなり差があるなと感じました。
1つ目はすでにキブツの形態を保ていない村で、住民の高齢化などの問題がありましたが2目はとても裕福で住民みんなが食事タダ。車もカーシェアリングなど現代でも成功しているキブツがあることに驚きました😂
しかしどちらのも共通している事は地域の人の繋がりが強いということです。
今の日本では失われつつあることではないでしょうか。
キブツの生活を見つめることで日本の町のあり方も見直すことができました。
世界に出るとより自国のことが分かるとはよく言ったもので本当にその通りだと思いました。
皆さんも自分の価値観や世界観を広げらために海外に行くことをお勧めします。
ーーーーーーーーーーーーー
このブログではイスラエルに関するいろいろな記事を書いていきます、
イスラエルや宗教に興味を持ってくれた人がいたら是非他の記事にも目を通してみて
【社会構造】キブツって何?/イスラエルの村
「キブツって何?」
今日は実際に2つのキブツで生活したことのある自分がその質問に答える記事です。
キブツって聞いたことがありますか?
聞いたことがあって何となくは知ってるけど詳しく知りたい、実際どうなの?って言う質問に答えていこうと思います。
1.キブツとは
キブツ(ヘブライ語:קיבוץ;複数形:קיבוצים, 英語:Kibbutz)は、イスラエルの集産主義的協同組合。キブツとは元来ヘブライ語で「集団」「集合」を意味する言葉である。(Wikipediaより)
キブツとは引用の通りイスラエルの集産主義的協同組合、簡単に言えばイスラエルにある村のことを言います。
しかしキブツとはただの村ではなくキブツ=共同体であり、農業を中心とした農村コミュニティのことを指します。
どういうことかと言うとキブツでは固有資産という概念がなく、基本的に農業や子供の世話などの労働をしますがその労働の対価に給料は支払われません。
その労働力で互いの生活を支い、1人1人に衣食住が与えられます。
今は違いますが、元来キブツでは上述の通り個人財産つまり「個人で所有する」という概念がないため、財産も収入もすべてキブツに預け貧富の差が存在しない平等な社会が作られていました。
さらにはキブツには家庭という概念も薄く、村全体が家族のようなものなので子供達は親と寝るのではなくて子供の家とよばれる幼稚園のようなところで寝泊まりしていたことは私たち日本人の感覚として驚きだと思います。
要するにキブツとは非常に人々の繋がりの強い村なのです。
ここまで徹底された共産主義の村が存在し成り立っていたことは世界からも注目を集めていました。
2.キブツの歴史
最初のキブツは1909年にロシアの迫害から逃れた若者たちがイスラエルの地にやってきてガリラヤ湖南岸に設立した共同村デガニアです。
彼らは、自分たちの国家(イスラエル)建設の夢を実現させようと願い開拓したり購入した土地で、「生産的自力労働」「集団責任」「身分の平等」「機会均等」という4大原則に基づく集団生活を開始しました。
最初のキブツが建てられた後も、迫害のために世界各地から沢山のユダヤ人がこの地にやってきて、次々とキブツが各地に建設されていきました。キブツはイスラエル建国の基盤となる重要な役割を果たしたとも言われています。
その後キブツの数やキブツで暮らす人口は増大し、キブツの中には農場だけでなく人々の生活のために学校や図書館、診療所、プールなどが建てられていった所もあります。
また注目すべき点として他の記事にはこのようなこともまとめられていました。
キブツはイスラエルの人口比率からすると考えづらいほど多くの軍指導者、知識人、政治家を輩出している。たとえば、初代首相ダヴィド・ベン=グリオン、女性首相ゴルダ・メイアなど。また、キブツの構成員がイスラエル人口の4%にもかかわらずイスラエル議会で議席の15%を占めていたこともあった。キブツの人口はイスラエル全体の7%を超えたことがない。しかし、イスラエル人にとっても、外国人にとっても、他のどのような施設にもまして、キブツはイスラエルを象徴するものとなった。
パレスチナ問題をめぐり多くのイスラム諸国と対立するイスラエルは、食料自給率が9割を超えており、農業生産の約8割をキブツとモシャブが担っている。
3.キブツの現状
現在のキブツは工業や観光業も営み、独立した自治体的な側面もありそれぞれのキブツによって特徴があります。
また、元来は生活の全てが無料で保障されるとともにメンバーの労働は無報酬であったが、現在では給与が支払われるようになっていて、固有財産を持った農村的なまとまりになっている。
元来のキブツは理想郷的な共産共同体であったが、現在のキブツの多くは上記のように個人が固有財産を持つようになり資本家企業や普通の町とほとんど変わらなかなっている。
しかし依然としてキブツのイスラエルにおける役割は重要で、キブツの工場と農場はイスラエルの工業生産量の9%、80億ドル、農業生産量の40%を占め、17億ドル以上を占めています。
4.まとめ
建設当初は日本では考えられないような共同的まとまりでしたが現在は普通の村と同じような形態をとっているところが多いです。
しかしその共産的な構造でイスラエルの建国前から現在まで農、工業的にイスラエルを支えていることは全世界から注目を集めている面白い仕組みであることがわかってもらえるといいと思います。
でもその仕組みもずっとは続かないと言うことは他の歴史からもわかる通り、今の資本主義も完璧ではない故見直していく必要もあるのかもしれないと感じました。
ーーーーーーーーーーーーー
このブログではイスラエルに関するいろいろな記事を書いていきます、
イスラエルや宗教に興味を持ってくれた人がいたら是非他の記事にも目を通してみて下さい☺️
そしてイスラエルだけでなく
・中東、そして世界の政治経済について
・英語など、グローバルに生きていくための語学習得について
・世界に発信すべき日本文化について
など、幅広い分野について書いていくぅ
【イスラエル留学】語学学校/ウルパンってどんなとこ
今回はこの質問について答えていきます。
- ウルパンとは
- 一般的な語学学校との違い
- 実際に勉強している自分の意見
1.ウルパンとは
ウルパンとは(ヘブライ語: אולפן、英語: Ulpan)ヘブライ語を母語としない人、主にイスラエルに帰還してくる人を対象として設置されており、キブツや街中など様々なところにあるヘブライ語教室のことです。
しかしウルパンの生徒はは自分のように帰還者出ない人や、イスラエルへ帰還する意思がない留学生やアラブ人なども含まれています。
自分の勉強しているウルパンには
イスラエルの生活を少し体験したい人や、
ただ単にヘブライ語を勉強したいだけの人もいます。
2.一般的な語学学校との違い
今回は自分の勉強している、キブツに住み込むスタイルのウルパンについて説明していきます。
(キブツに住み込むスタイルと異なり、街中や大学にあるもので自宅から週何回かの授業に通うスタイルもあります)
このスタイルのウルパンには主に海外からイスラエルに帰還してくる18〜20代前半の若者が多く、家族から離れてキブツに住み込んでウルパンで勉強する人が多いです。
住む場所はウルパン生のためにキブツが建物を用意していることが多く、様々な国から来た生徒たちとここで共同生活をすることになります。
また、このスタイルのウルパンで、一般的な語学学校と違った特徴は働くという事です。
キブツで働くため写真のように牛舎など、農業や酪農関係、食堂などで働くことが多いです。
(自分は牛舎で働きました😅)
キブツに住み込みだいたいは1日に4時間労働し4時間勉強します。働くことでキブツに貢献するため滞在費はとても安く済ませることができるし、働く中で生きたヘブライ語を学ぶことができます。
(働くといっても給料がもらえるわけではないので労働ビザを取得する必要はありません)
勉強するだけでなく、キブツに住み込み働きながら勉強もするということがウルパンの特徴と言えます!
3.実際にウルパンで勉強している自分の意見
ウルパンで実際にヘブライ語を学んでいる自分はこのスタイルのいいところは大きく3つ上げられると思っています。
・上達が早い
まず第1にヘブライ語の上達が早い。ヘブライ語を習得しに来ているのでここが1番大事なポイントですよね。
1日中ヘブライ語に囲まれながら生活しまた、授業でもしっかりと勉強をするので嫌でもヘブライ語が上達する環境であることは間違いないです。
・ついでに英語も
そしてこの点は意外かもしれませんが、様々な国からやってくるウルパン生達の共通言語は英語です。なのでウルパン生と生活していく上での会話はヘブライ語でもしますが初めのうちはだいたい英語です。
人間必要になると嫌でも上達するもので、日本の学校でたくさん勉強しましたがその期間に比べて短いこのイスラエルの期間での方がかなり英語が上達しました。会話メインなので文法があってるかは分かりませんが、、笑
外国人とコミュニケーションを取るための英語を勉強したい人にはオススメかもしれません。
・色々な文化に触れられる
そして何と言っても様々な国の文化に触れることができます。
僕の通っているウルパンにはアメリカ、ロシア、ウクライナ、スペイン、グアテマラ、、
書ききれないほどたくさんの国からウルパンにヘブライ語を勉強しに来ています。
ここまでたくさんの国のたくさんの文化に一度に触れることができる環境というのは僕の人生において初めてで毎日が刺激に満ちたとても充実した日々を送っています。
そして何よりたくさんの外国人と暮らすのは楽しいです!是非きてね!笑
ーーーーーーーーーーーーー
このブログではイスラエルに関するいろいろな記事を書いていきます、
イスラエルや宗教に興味を持ってくれた人がいたら是非他の記事にも目を通してみて下さい☺️
そしてイスラエルだけでなく
・中東、そして世界の政治経済について
・英語など、グローバルに生きていくための語学習得について
・世界に発信すべき日本文化について
など、幅広い分野について書いていきます。
是非このブログを通して教養を深めてください。
きっとこの学びがあなたの人生を豊かにします
イスラエルへの行き方【朗報】成田⇄テルアビブ の直行便開通!!✈️
今日はイスラエルに行ってみたい人、行く予定がある人にちょこっと嬉しいニュース😃
イスラエルのエル・アル航空が遂に、日本とイスラエルを中継地なしで直接結ぶ定期直行便となる成田~テルアビブ線を2020年3月に就航することを発表しました!
*週3便の運航で、機材はボーイング 787-9型機を用いるそうです。
2019年9月にはすでに両国の旅行会社によるチャーター便の運航が行われておりどんどん正規運航開始に向けて熱が高まっています。
2018年の日本からイスラエルへの渡航者が約2万人、イスラエルから日本への渡航者が約4万人となっており、特に経済、観光分野での交流人口拡大を見込んでの定期便開設となります。
この背景には2020東京オリンピックもあるのでしょう。イスラエルからもたくさんの人が日本に来てくれると思うと嬉しいです。
また、これによって日本からもイスラエルへ行きやすくなったのでイスラエルに興味を持つ日本人が増えてくれると思っています。
これを機に日本とイスラエルの関係がさらに良好になると嬉しいですね😆
また、過去4年間で80社の日本企業がイスラエルにオフィスを開設したりイスラエル企業へ投資したりしており、日本からイスラエル企業への投資額は4年間で120倍に伸長していることも注目ポイントです。
イスラエルという小さな国かもしれませんが、とてもたくさんの魅力が詰まった国です。もっと多くの人にイスラエルについて知ってもらって、実際に足を運んでもらうことを願っています。
気になった方はこちらのサイトから調べられます↓
https://sp.skygate.co.jp/AIRLST/TLV/TYO/
ーーーーーーーーーーーーー
このブログではイスラエル留学生がいろいろ呟きます。
暖かい目で見てね
ヘブライ語入門【イスラエル旅行する人いる?】
「これからヘブライ語を少しでも勉強してみたい!」
そんな変態に読んでもらいたいヘブライ語入門講座です。
1.ヘブライ語の説明
古代ヘブライ語が日常語として一度使われなくなった後、ベンイェフダーという人物の手によって復活し、再び話されるようになったという特殊な言語です。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事にまとめております🔻
2.習得の手順
これはヘブライ語だけだなくどの言語にも応用が効くことなのですが、習得までにはある程度方法があります。
今回は実際に自分が学んでみて良かったこと悪かったことや、先輩たちに話を聞いてみて一般論に落とし込めるなと思ったことをまとめていきます。
今回の目的はある程度の読み書きができるようになることと設定します。
1.アレフベート(英語で言うアルファベット)はまず完璧に覚えましょう
「文字なんて覚えなくても話せればいい!」
って言う方もいるかもしれませんが、ヘブライ語はとてもロジカルな言語なので1つの単語の構造を理解するだけでいくつもの関連する別の単語に応用することができます。
その為には語根を理解する必要があるので最低限文字は全て覚えることが大事だと思っています。
英語でも接頭語や接尾語などによって文字からある程度の予測ができることもありますよね。
2.基本フレーズを覚える
そしたら次はネイティブと会話をしていきましょう。
その時に大切なのがフレーズを覚えると言うこと。日常生活ではたくさんの単語を使いますが最初の頃は名詞は最低限でオッケー👌
個人的には動詞を重視に覚えることをお勧めします。
その動詞はどうやって覚えるのかと言うと
「私はそこに歩いていきます」とか
「私はご飯は食べます」などの日常生活でよく使いそうなフレーズで覚えてしまうと言うものです。
単語単体よりも何かと関連付けた方がはるかに覚えやすいし、さらに実際に会話で使うことが何より1番記憶に定着します。
3.とにかく喋る!
僕は言語習得はこれに尽きると思います。
話す練習をしなければ話せるようにはなりません
さらにネイティブとの会話は辞書ではわからないスラングだったり、微妙なニュアンスとかも分かります。
ただ、知らない単語はいくら聞いても理解が難しいのでまず完全に覚えられなくても、机、椅子、などの最低限の単語量は必要です。
しかしそれも一度何かで目を通すくらいでokだと思ってます。このような日用単語は嫌でも繰り返し使うのでいずれ覚えます。笑
そして幸いなことにヘブライ語は比較的日本人にとって聞き取りやすい言語です。なので聞き取れないと言う心配は英語に比べると少ないと思います。
何はともあれ、ヘブライ語でも英語でもネイティブに囲まれてその言語にどっぷり浸かると言うことが1番早く習得できる方法です。細かい勉強法は自分の最適解を見つけてほしいのですが、僕が誰にでも当てはまることとしてアドバイス出来るのは、
机の上だけで勉強しないでほしいということです、とにかく、話しましょう!
はじめのうちはどんどん間違えて覚えていくものです。こちらが一生懸命伝えようとすれば必ず聴き手も親身になって聞いてくれます。恥ずかしがらずに、どんどん話していきましょう。
3.まずはアレフベートから
(画像:https://blog.goo.ne.jp/kuro-obi/e/f54979a630b839623896d0a07d675df6)
では、早速アレフベートから覚えていきましょう!
そして最低限のフレーズはこちらの記事に書いてます🔻
【語学】みんな知ってるあの単語はヘブライ語 - 僕らの留学生日記
ーーーーーーーーーーーーー
イスラエル留学生が日記を書いてく。
イスラエルについての真面目な記事も書いてく。
みんなに、イスラエル、宗教などの聞いただけで逃げ出しそうな単語に興味を持って欲しい。
てことでブログやってます。
いろんな記事みてね
【語学】みんな知ってるあの単語はヘブライ語
✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️
「イスラエルに旅行に行く!けどヘブライ語なんてなにも知らない!!!」
今日からあなたもヘブライ語マスターーー
1.どんな言語?
古代にパレスチナに住んでいたヘブライ人が母語として用いていた古代ヘブライ語は西暦200年ごろに口語として滅亡し、その後は学者の著述や典礼言語としてのみ使われてきました。
現在イスラエルで話される現代ヘブライ語は、約1700-1800年の断絶を経て近代ヨーロッパで復興された言語であり、
日常語として使われなくなった言語が
再び復活して実際に話されるようになったのは、歴史上このヘブライ語だけであると言われています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください🔻
https://din-manabiya.hatenablog.com/entry/2019/09/20/170043
2.みんな知ってる?あの単語は実はヘブライ語だった
そんなヘブライ語、
「一個も知らないし知るつもりもないね!」
なんて人も多いかもしれません。
て実は、みんな1つは知っている単語があるはず。
"マイム"
って聞いたことありませんか?
そう、キャンプファイヤーで火を囲んで踊ったことある人も多いはず。そう、あのマイム♪マイム♪
日本でもフォークダンスやキャンプファイヤーでの定番曲として有名なこの単語。
実は"水"という意味のヘブライ語なんです。
みんな実はヘブライ語を知っていたということ笑
マイムマイムの説明はこちら(Wikipediaより引用)
「マイム・マイム」(Mayim Mayim)とは、開拓地で水を掘り当てて人々が喜ぶさまを歌ったイスラエルの楽曲である。
マイム・マイムの原題は"U’sh’avtem Mayim" (שאבתם מים)。直訳すると「あなた方は水を汲む」という意味である。シオニズム運動によって全世界から現在のイスラエルの地に戻ってきたユダヤ人が「国を建て、新しい息吹きのもとに未開不毛の地に希望の「水」をひいて開拓にはげむ喜び」をあらわした歌であるとされている。
3.旅行で使える簡単ヘブライ語講座
最後に、旅行でイスラエルに訪れた時や、街中でイスラエル人に会った時使える簡単な単語を紹介します。
1.こんにちは
שלום(シャローム)
こんにちは(時によってはさようならの意味も)は、シャローム!と言います。
シャロームの元々の意味は"平安"という意味です。
イスラエル人に会ったらまず、明るくシャロームといってみましょう。それだけで仲良くなれるはずです笑
2.お腹が空きました
אני רעב.(アニーラエブ)
個人的にありがとうとお腹が空いたが喋れればどんな国でも生きていけるんじゃないかと思ってます。
お金がなくてお腹が空いた時は街中でアニーラエブ!!と叫んでみましょう。白い目で見られます。
3.ありがとう
תודה(トダー)
お腹が空いたは冗談だとして、ありがとうはヘブライ語に限らず旅先の公共語で覚えておくといいですね。レストランやホテルなど、様々な場面で使えます。
ヘブライ語は主にイスラエルでした話されていない、いわばマイナー言語です。
習得する意味なんてないと思うかもしれません。
しかし、今回の記事で
実は自分は知らないうちにヘブライ語を知っていたし、よく調べてみたら面白い言語じゃん!って思ってくれたら嬉しいです。
そしてここからイスラエルという国にも興味を持ってくれたら嬉しいです!
ーーーーーーーーーーーーー
このブログではイスラエルに関するいろいろな記事を書いていきます、
イスラエルや宗教に興味を持ってくれた人がいたら是非他の記事にも目を通してみて下さい☺️
そしてイスラエルだけでなく
・中東、そして世界の政治経済について
・英語など、グローバルに生きていくための語学習得について
・世界に発信すべき日本文化について
など、幅広い分野について書いていく
予定。
書かんかも。