僕らの留学生日記inイスラエル

イスラエル留学生が役に立つことないこと書いてくブログ

【イスラエルの今】現在のイスラエルの魅力について徹底解説!!

 

イスラエルって聖書とか関係の遺跡が多い国だよね、まだ発展途上なイメージ。」

 

「中東だしやっぱりテロが多そう、、」

 

 

 

今日はそう思っている方のイメージを覆すかもしれない記事。

 

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  1. みんな宗教的なの??
  2. やっぱり危ない?
  3. 人口、GDPは??
  4. 注目ポイント

 

1.みんな宗教的なの??

 

イスラエル🇮🇱といえば他の記事でまとめた通り3つの宗教の聖地であり、とても宗教的な国であるということは皆さんご存知であると思います。

 

それは間違いではありません。

確かにエルサレムの旧市街にはキッパを被ったり真夏でも真っ黒の正装をしてもみあげを伸ばした宗教家を沢山見かけます。

 

しかし、だからと言ってイスラエル全体がそういうわけではないのです。

 

 

また、キブツと言われるイスラエル特有の共産村はとても世俗的でコーシェル(豚肉は食べないなどの食事に関する規定)も守っていないことがほとんどです。

キブツについてはこちら🔻

【社会構造】キブツって何?/イスラエルにあるキブツとは - 僕らの留学生日記

キブツの暮らし/実際に2つのキブツで生活した僕の話 - 僕らの留学生日記

 

なので

イスラエルに旅行に行きたいけど、宗教の関係で食べられないものが多かったり、知らないルールが沢山ありそうで怖い」

と怯えることはありません。

 

事前リサーチをすることは大切ですが、宗教的でない場所も多いため必要以上に身構えなくて大丈夫です🙆‍♂️

 

2.やっぱり危ない?

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イスラエルに限らず中東に危ないという意識を持っている人は多いと思います。

確かにイスラム国などのテロ組織のニュースが多く報道されたこともありそのようなイメージを持つのは普通です。

さらにこの地域ではいまだに紛争が絶えません。

 

しかし、現在イスラエル留学中の自分の経験、また30年以上イスラエルに住んでいる知人の経験からも

イスラエルは完全に安全とは言えないが日常生活で危険を感じることはありません。

 

むしろ今の時代世界中どこにいようと完全に安全と言い切れる場所などないですよね。🌏

 

また、外務省のホームページにも

イスラエルヨルダン川西岸地区及びガザ地区における近年のテロ事案は,2000年代前半にテロが多発した時期と比較すると,大幅に減少しています(テロ事案による死亡者数(任務遂行中のイスラエル国防軍(IDF)兵士の死者数を含む)は,2017年が18人,2018年が14人。ただし, IDFによるガザ地区への軍事行動のあった2014年は一時的に増加)。特に,自爆テロ事件については,2009年以降,発生していません。

(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_044.html/外務省海外安全ホームページより引用)

 

と書いてあり、昔に比べて危険度は下がってきていると言えます。

 

3.人口、GDPは?

 

人口は約888万人(2018年6月 イスラエル中央統計局)です。

面積は日本の四国とほぼ同じでとても小さいです。

 

人口の民族内訳は

ユダヤ人(約75%),アラブ人その他(約25%)(2016年9月 イスラエル中央統計局)

です。

 

イスラエルにはアラブ人も結構住んでいます。その経緯には近代の領土問題などが多く絡んでありとても複雑です。

イスラエルパレスチナ問題という名前は皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

宗教は

ユダヤ教(75.0%),イスラム教(17.5%),キリスト教(2%),ドルーズ(1.6%)(2014年 イスラエル中央統計局)

 

であり、ユダヤ教の人がダントツで1番多いですね。

 

イスラエルってキリスト教じゃないの?って思っている方がいるかもしれませんが

⬇︎そういう方はこちらの記事をご覧下さい

【イスラエルと宗教】聖地エルサレムって何??3つの宗教の聖地?? - 僕らの留学生日記 

 

そもそもイスラエルとはユダヤ民族のための国として建国されたわけなのでユダヤ教の人がダントツで多いのは当たり前と言えます。 

 

次にGDPについて。GDPが国の豊かさを図る指数として優秀かどうかの議論は置いておいて。

 

名目GDP369,843(百万US $)    で世界33位です。

 

どうでしたか?皆さんの予想より高かったでしょうか??

 

参考までに、1位はアメリカの20,494,050(百万US$)で

 

日本は4,971,929(百万US$)で3位です。

 

やはりいわゆる先進国と比べるとまだ高くはないといえるんでしょうか。

 

(https://www.globalnote.jp/post-1409.htmlより引用2018年次のデータ)

 

4.注目ポイント

 

イスラエルの現在】と題名に書いている上で触れずにはいられないのが

イスラエルの現在のハイテク産業について。

 

これは意外に知らない人が多いかもしれませんがイスラエルのハイテク産業は世界一とも称されているんです。

 

ではなぜ、イスラエルでハイテク産業が発達しているのか

 

その理由の1つには第二次世界大戦後に続けざまに起きた中東戦争があります。

この戦争はイスラエル国家の存続を揺るがすもので、緊急時に伴いイスラエルは航空産業や軍需産業への巨額の投資が行われ、これがイスラエル独自のハイテク産業を形成していくとっかかりとなったわけです。

 

イスラエルの技術力は軍事技術からきているんですね。皮肉ですが有名な例で言えばインターネットがそうだったように技術の進歩は軍事技術から来ることも多いですね 。。

 

最近ではマイクロソフトインテル、グーグルといった皆さんと知っている世界の大企業が支社や研究室を置きいて日々新たな技術が研究されています。

 

 

これからイスラエルが宗教、経済において世界の中でどんなことを巻き起こしていくのか、必見ですね👀

 

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このブログではイスラエルに関するいろいろな記事を書いていきます、

イスラエルや宗教に興味を持ってくれた人がいたら是非他の記事にも目を通してみて下さい☺️